僕の中のあいつ 第一部 第二章
 今日は、久しぶりに優が遊びに来る日だ。

暫く僕の都合で優と逢う事が出来なかったので、僕は少し舞い上がっている。何故遭え無かったのか、ひとえに僕の責任である……。

 単位が足りなかったんだ!そーだよ僕が馬鹿だったよ!

 何とも間抜けな事に単位の計算を勘違いして覚えていたんだ。おかげで僕は教授達に謝り倒して(もう土下座までやっちゃったもの)なんとか追加補講とレポート提出で勘弁してもらう事となった。
優にその事を話したらぶーぶー言われるし、こっちはレポートの膨大な量に頭はクラクラするし、もう大変だったんだ。

 そしてすべての課題が終ったのが、一昨日。

 疲れ果てて何もする気が起きず、少しの睡眠の後ボーーーッとして居たら昨日優から電話がかかって来た。

やーっと終ったよー。なんて話していたら、ボクはもう春休みに入っているから、明日遊びに行くねなんて言われたのである。

あれ?そう言えばあいつ何時に来るって言ってたっけ?

 そんな事を考えていた時にチャイムがなった。

『ぴぃんぽぉん』

 おっ、来たかな?僕が布団の中からのろくさと起きかけた所に『ぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぃんぽぉん』の攻撃……。

「だーっ!どやかましぃ!!!」

 僕は、飛び起きて玄関に向かって喚いた。

 完璧に優だ……、こんな事をするのは今の僕の知りあいには居ない。

「はいはい待ってろな、今開けてやるから」

 そう言って、僕は玄関のドアを開けてやる。

「やほー、久しぶりだねー。生きてたー?」

 ドアを開けた途端にするりと部屋の中に入って来た優はぽかんと口を開けて呆然として呟いた。

「何、この部屋は……」

 そりゃそうだろう、一昨日までレポートに追われて掃除なんて冗談じゃ無いって状態だったし。昨日は、大学に行って教授連に謝り倒していたのだから……。
レポートの書き損じや、カップラーメンの容器、その他のゴミで 部屋の中は悲惨の極致になっている。

「ちょっと、この部屋臭いよ……。掃除しよ、掃除」

 優は、つかつかと部屋の奥に行き、がらっと部屋の窓を開ける。そして手際よく部屋の中のゴミを片付け始める。

「ほらぁ、お兄ちゃんも手伝ってよ!自分の部屋でしょーに」

「あぁ、悪い悪い、ちょっと散らかし過ぎたな」

「ちょっとなんてもんじゃ無いよ、これは。一体いつから掃除して無いの?」

 そう言えば、いつから掃除して無かったっけな、とにかくここ二週間は掃除して無いのは確かだけど。僕は多少小さくなりながら優に「ごめん記憶ないや」と呟いた。

「きったないなー」

 そう言って、優は僕の近くに寄って来たが、不意に、顔をしかめる。

「ねぇ、お兄ちゃん。いつお風呂に入ったの?」

「あはは、やっぱり臭うか?」

 僕がそう言って軽口を叩くと、優は僕をくるりと回転させて、風呂場の方へ押して行く。

「お兄ちゃんは掃除しなくていいからお風呂沸かして入ってて。あんまり不潔だと、ボクお兄ちゃんの事嫌いになっちゃうよ」

 むむ、それはやばい。そんな事で優とは別れたく無いぞ……。

「判ったよ、優。じゃ、僕はお風呂が沸くまで掃除を手伝っててもいいかな」

 精一杯の笑顔で優に問い掛ける。

「そりゃぁ、ここはお兄ちゃんの家なんだから手伝ってもらわなきゃ困るよ」

「はいはい」

「返事は一度でいいの」

「ヘーい、おー怖」

 僕は優とそんなじゃれあいをしながら、この子は結構世話女房タイプだなぁなんて考えていた。

 暫くして、風呂が沸き、僕は久しぶりにのんびりとした気分で風呂に浸かっていた。部屋の中では優がガサガサと部屋の掃除をしている音が引っ切りなしに聞こえている。

「悪いなぁ、優」

 僕が風呂の中から優に呼び掛けると少しして返事があった。

「別にいいよぉ、それにもうすぐ終るからぁ」

 うーん、やっぱり良い子だなぁ。そう思いながら、僕は湯船から上がり、身体を洗い始める。ちなみに僕は凄く長風呂なのだ、一旦落ち着いてしまうと、一時間はざらで気が付くと二時間入っている事もある。

別に掃除が嫌で長風呂をしている訳では無い、久しぶりの風呂なのでなんか落ち着いてしまっているのだ。すると、優が扉の外から声をかけて来た。

「お兄ちゃん、まだ入ってるの?掃除終ったよ。それでさ、汗かいちゃったからボクもお風呂に入りたいんだけど……」

「お、ご苦労さん。いいよ入って来なよ」

「ん、じゃぁ、お兄ちゃんの背中流してあげるよ」

 そう言って、優はいきなり風呂に入って来た。おいおい、最初っから裸だったのかい、こいつは……。そう言えば優の裸って明るいとこでゆっくり見るのって初めてじゃないか。優は、とても綺麗な身体をしている、痩せている訳でもなく、太っている訳でもない、

子供特有の体形から、青年へ成長する丁度中間の体形をしていた。肌の色は透き通る様に白く、外で全然遊んでないんじゃないかなんて思わせる。思わず僕は優の裸に見とれてしまった。

「お兄ちゃん人の裸をそんなにじろじろ見ないでよぉ。恥ずかしいじゃないか」

 そう言えば、僕も優ぐらいの頃、人に裸を、それも大事な所を見られるのが凄く恥ずかしかった様な記憶がある。しかし、好きな子のあらわな肢体から、そう簡単に視線を外せる訳が無い。

相変わらず僕が、優の事を見ていると、急に優は顔を真っ赤にして、僕の背後に回り込み僕の背中を流し始める。

「優、もう一寸強く擦ってくれると有り難いんだけどな」

「う……ん、わ……かった」

 そう言って、優は力を込めて、僕の背中を擦り始めたのだか、何かおかしい、背中に何か当たるのだ、心当りが無い訳では無いのだが……。

「優?」

「ん、なぁに?」

 優は努めて普通に返事をしているつもりなのだろうが、多少声が上擦っているのが判る。

僕はちょっと確かめてやろうと「もう良いよ、今度は僕が背中を洗ってあげるからこっちへおいで」と優の方に振り向いた。

 不意を突かれた優は、自分の股間を隠すのが精一杯だったのか、縮こまっている。

「ほら優、立ってごらん、洗ってあげるから」

 優は、身体中を真っ赤にして、いやいやをしている。うーん、うぶな奴、やっぱ可愛いわ、優は。僕は優の腋に腕を差し込み、彼の事を立たせる。その時タイミング良く股間を押さえていた手を払ってしまう。

 やっぱり……。優の股間は、可愛さを保ちながら、しかし立派な迄に上を向いていた。

「勃っちゃったのか」

 僕がそう言うと優は恥ずかしいのだろう、俯きながら小さな声で

「お兄ちゃんが悪いんだ、ボクの事じっと見つめるから……そしたらちんちんがおっきくなっちゃったんだ」

 なんとまぁ、僕の視線で感じちゃったのか。

「はは、ごめんごめん。こりゃ僕が悪かった。よし、身体を洗ってあげるから、後ろを向いてごらん」

 僕はちょっとスケベ心を出して、優の身体を洗うのにタオルを使わずに、手で直接洗ってやる。優はくすぐったいのか暫く笑っていたが、徐々に息遣いが荒くなって行く。

 僕は意地悪く優にどうしたんだいと聞いてみる。

「止めてよ、意地悪しないでよ、お兄ちゃん」

 もちろん、そんな事で僕が止める筈が無い。僕は後ろから、優自身を軽く擦ってやる。優はビクンと身体を震わせるがそれ以上抵抗しない、どうやら諦めたようだ。更に強く弱く優を撫でてやる。

石鹸が丁度ローションの代わりをして、僕の指がヌルヌルと優の身体を這い回る。すると優が顔をこちらに向け、潤んだ目で訴える。

「もうダメ、お兄ちゃんキスして……」

 うおぉぉぉ、可愛すぎるぞ優!僕がその願いを無視する訳が無い、優の顎をついと上に向けて僕は優と唇をあわせる。

暫く唇をあわせた後、僕は優の口の中に舌を入れてみる。優にしてみれば、これは初めての経験の筈だ。

今迄にキスは何度かしているが、軽いキスしかした事が無い。優はちょっと戸惑った顔をしたが、怖ず怖ずと僕の舌に自分の舌を絡ませてくる。

「ん、ふぅ、うぅん」

 僕は優の熱い吐息を感じながら、優の舌を吸い、時には歯の裏を舌で擽ってやったり、また舌を絡めたりと優とのキスを堪能する。

しかし、優の身体への愛撫も忘れずに続けている。優も、膨らみ切った僕の物に指を這わせしごいてくる。しかし後ろ手にしごいて来るので多少やりずらそうだ。

だが、僕は順手にはさせない、もしまともにされたら、僕の方が先に果てそうだった。僕は優のピンク色の小さな乳首に指を這わせ、弄んでやる。

すぐにポチッと勃って来た。うーん感度が良いなぁ。優はキスも出来なくなる位に感じているらしい、少し速くなって来た息遣いと、小さな喘ぎ声が風呂場の中にあふれかえる。

暫くの後、優が息を大きく吸い込んで身体をビクンとさせた途端に、優は自身から、熱い迸りを目一杯弾けさせて果てた。そして、クタッとその場にへたり込んでしまう。

「おい、大丈夫か?優」

 僕は慌てて優の事を支えてやる。石鹸が滑って、転んで頭を打ったなんて事にでもなったら大変だ。

「う……ん、大丈夫。気持ち良すぎて何かフラッとしちゃっただけ」

 僕は、優の身体に付いた石鹸を丁寧に流してやり、先に風呂から出て休んでいる様に言った。優はコクンと唸づくと、大人しく風呂から出て行く。

僕は、改めて湯船に浸かり、ちょっとまずかったかなと思った。


 僕が風呂から、上がると、居間に優の姿が見当たらない。(ボクの部屋は一応1LDKなのだ。)と言う事は寝室か?

僕は腰にタオルを巻いて寝室の方に移動すると、優が裸のままで座っている。

「裸のまんまじゃ風邪ひくぞ、優」

「いいの、だって、さっきお兄ちゃんイッて無いでしょ、だからボク続きをしてあげる」

 そういうと、優は僕のタオルを剥ぎ取って、まだ萎え切っていなかった僕の物に手を這わせる。

「おいおい、そんな事気にするな、僕は優がよければそれで良かったんだから」

 実を言うと、これ以上続いてしまうと、自分の制御が出来なくなりそうなのが怖かったのである。何せ相手はまだ子供だ。そんな僕の心情を読んだのか優が答える。

「ボクだって子供じゃないんだ、せっくすだって出来るんだから」

 そー言う発言が出る事自体が子供の証拠だって。僕は心の中でツッコミを入れる。その間も優は僕の物を弄り続けている。もう僕の物は完全に勃起してしまっていた。

「いいんだね、優」

 僕は緊張で、渇れ気味の声で優に聞く。コクンと唸づく優。もうどうにでもなれだ。僕は多少自棄になりつつ、再び優の唇を奪う。

 優を抱きつつ、布団に横たわり、優の身体を唇で攻め立てる。唇から、喉笛を、そして乳首を、時には軽く噛み、舌先で転がす様に、

優の全身を味わうつもりで……。その度に優は切な気な声を出す。

「あ……ん、お兄ちゃん、そこ……気持ちいい……」

 その声を聞いていると僕の方も昂って来る、僕の物は今迄に無い位に張り詰めている。そして遂に、優の物が目の前に来る。

優の物は充分に大きくなっているのだが、まだ先っちょは皮を被っている、ほんの少しだけ露出している赤味がかったピンク色の亀頭が初々しい。

 僕は、少し優の事を焦らし、太股と臍下の当たりを舐めてやる、さっき出したばかりの精液の匂いが少し残っているが、それさえも僕には愛しく感じる。

「お兄ちゃん、そんな意地悪しないでよぉ」

 その声と同時に僕は優の物を口に含んでやる。初めて自分の性器を舐められた優は、ヒャンッと声を漏らす。僕はたっぷりと、優の物に唾液をまぶし顔を上下に動かし始める。

「お兄ちゃん、気持ちいいよぅ、あったかくて、ぬるぬるしててすっごく気持ちいい」

 僕は、優の物を含んだまま、舌先で鈴割れの辺りをツンツンとつつく。唾液をたっぷりとまぶしてある為、チュッチュッチュルチュルと、湿った音が部屋の中に響く。

「お兄ちゃん、ボクもお兄ちゃんのが舐めたい」

 そう言えばそのために優は裸になってたんだっけ、僕は一旦優の物から口を離し、優と身体を入れ替えて僕が下になりシックスナインの体勢を取ってやる。

優の吐息が僕の物にかかる、そのまま優は暫く僕の物に頬擦りをしていたが、おもむろに口に含む。未熟ながらも僕の物を精一杯頬張り、上下運動をしている。

僕は再び優の物をしゃぶり始める。しばらく二人はお互いの物をしゃぶり合っていたのだが、僕は再び優の物を口から出して、優の物を見つめる。

そしておもむろに手を伸ばし、優の物に被っている包皮をゆっくりと剥いてやる。事前にたっぷりと濡らしてあるのでさしたる痛みも抵抗も無くツルンと剥ける。

あらわになった優の亀頭を見ると……。やっぱり一度も皮を剥いた事が無いだろう、優のそこには白っぽい物が溜っている。

「駄目じゃ無いか優、大事な所をこんなに汚くしちゃ」

 すると優は口を離し、「でも痛かったから……」と応える。

「しょうがないなぁ、僕が綺麗にしてやるよ」

 そう言って、一番敏感な部分に舌を這わせ、優の恥垢を舐め取ってやる。口の中に多少、エグ味のある、そして粘り気の強い感じが広がる。

だが優に惚れ込んでいる僕には、そんな物でも美味しく思える。さっき迄包皮を通して感じていた刺激だったのにダイレクトに舐めあげられたのが効いたのか、優は「んんんんッ」とくぐもった声をだし今日二回目の絶頂を僕の口の中で迎えた。

僕は優の迸りを受け止め、その液体をコクンと嚥下する。そして、僕もそろそろ限界だ。僕は優に出そうだから口を離す様にと言うが彼はそのままピストンを続けている、いや、幾分激しくなった。

もうダメだ!

僕は、溜まりきっていた快感を我慢出来ずに優の口にビュッと吹き出させてしまう。

 優は大量に吹き出した僕の精液を受け止め切れずにケへケへと咽せている。

「ごっ、ごめん。優」

 僕は思わず優に謝ってしまう。しかし優はにっこり微笑み

「ううん、いいの、僕の方こそ咽せちゃってごめんなさい」

 そう言って口の廻りに付いている僕の精液を指ですくい取り、口に含む。

「精液って変な味だね、なんか喉に絡み付くみたいだよ、でもお兄ちゃんのだから平気だよ」

 なんといじらしい事を言ってくれるじゃないか、この子は。優と僕はお互いの身体を抱き合う、眼が合い、再び長い口づけを交わす。

 その時、不意にTRRRRRRR……と電話のベルがなる。なんだよ、人がいい気分になってる時に……。

一端はほっぽって置こうかとも思ったがしょうがない、僕は電話口に出る事にした。



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