僕の中のあいつ番外編 美幸の告白

「ただいまぁ……」

 美里が少々疲れた声を発しながら帰って来た。

「お帰り兄ちゃん、遅かったね。御飯は?」

 既に帰宅し着替えてのんびりとしていた美幸が兄の顔を見ながら言う。

「んーいらない……」

 ベタッと床に座り込みながら答える美里。

「大変だったの? 今回の仕事。ネズミ−ランドに行くだけじゃなかったっけ?」

 滅多に見せない兄の疲労した表情を見てお気楽命の美幸もさすがに同情をする。

「それだけだったらいいんだけどさ……わがままなんだもんあの子。一日中引っぱり廻されてたよ……」

 美里の今回の仕事は某国のVIPが来日する際に連れて来た子供のエスコート。一応その為のSPは連れて来てはいたが、万一の事と土地勘のある者と言う事で美里に白羽の矢が立った。清水部長や相模チーフ等は当然VIPの方に廻っている。親の方は政府直属のSPがついてはいるが、内戦が続いているお国柄の為警備上それだけでは不十分だという判断によりISSにも依頼が廻って来たのだが。

「そんなひどかったの?」

「ひどいなんてもんじゃないよ……あれじゃお付の人たちが可哀想だよ」

 まぁ本人が小さい事もあり、それも原因の一つなのだろうがとにかくすぐに見えなくなるのである。気が付くと目の前からいなくなっている。皆で探すとジッと他人の物を見ていてそれを欲しがる。それが自分の物になるとほぼ同時にそれをお付の人間に押し付け、また別の物を欲しがる。終始そんな事の繰り返しだったのである。予定に時間も大幅に遅れ、全員が疲れきって大使館迄戻って行ったのだ。

「もうだめ……」

 美里は床に突っ伏してしまう。

「しょうがないなぁ……。オイラがマッサージしてやるから兄ちゃん熱いシャワーでも浴びてきなよ、スッキリするよ」

「……ん……そうする……」

 家に帰って来てそれまで張り詰めていた物が一気に弛んだのだろう、美里はふらふらと風呂場の方に向かう。

「どぉ? サッパリした? 身体拭いたらベッドにいきなよ」

 相当熱いシャワーを浴びたのか、美里の全身は真っ赤に火照っていた。

「頼むね、美幸……。もう足なんか棒みたいなんだ」

「オッケー、兄ちゃん。オイラに任せなよ」

 美里はビキニを履いただけの状態でベッドに横たわる。

「うわ……兄ちゃん足パンパンだよ」

 美幸は美里のむくんでしまった足を丁寧に揉みほぐす。

「うー気持ちいいー……。あ、そこそこ……そこ……もっと……」

「ここ?」

 もみもみ、グリグリと美里の足を爪先から付け根迄丁寧に丁寧にマッサージをする美幸。

「ここ迄来たらついでだから全身マッサージしてやるよ」

 そう言って美里の背中に馬乗りになり背骨にそって指圧をする。

「んー……そこいいっ……もっと……そう……そこそこ……んっ……はふ……」

 何分かにわたり全身を揉んでいる美幸から困惑の声が出る。

「あ、あのさ……兄ちゃんお願いがあるんだけど……」

「ん……なぁにぃ? 美幸……」

 よほど美幸のマッサージが上手いのだろう、とろけまくった声を出す美里。

「いや……あのさ……オイラ、マッサージしてるだけなんだからさ…….その……余り色っぽい声出さないでよ……」

「そんなつもり無いんだけど……気持ちいいんだよ……少し我慢してよ……」

「オイラはさっきから我慢してるのっ! 兄ちゃんの声聞いてたらおっきくなっちゃって大変なんだよっ! ほら!」

 美幸は既に張り詰めてトランクスの一部を濡らしている自分自身に美里の手を導いた。

「もう……実の兄貴に向かって欲情なんかするなよな……」

「そんな事言ったって……誘ってるの兄ちゃんじゃんか……」

 美幸は無防備にさらけ出されている美里の背中に唇を這わし始める。

「コラッ、それマッサージじゃないじゃないかっ」

「兄ちゃんが悪いんだぞ、オイラもう我慢出来ないよ……」

 そう言って美幸は美里のビキニをずり下げて青磁の様に白い、しかし引き締まった双丘に顔を埋める。

「コラ……美幸止めろよ……。そんな所舐めるな……」

 美里の双丘の奥に隠れていた窄まりを美幸は執拗な迄に舌で攻め立てる。そして腰が浮き始めた美里の前に手を廻し美里自身を手のひらに包み込み柔らかな愛撫を開始する。

「やめ……美幸……やだっ……」

「何言ってんだよ兄ちゃん……ここなんかもうこんなになってるじゃないか……。それに兄ちゃんのお尻ヒクヒクしてて凄くやらしい……」

「馬鹿っ!」

 美里は恥ずかしそうに身を震わせるが、それが余計に美幸の興奮を誘う。

 美幸は自分の指をしゃぶり、唾液で十分に濡らすと美里の窄まりにゆるゆると挿入していく。

「ん……」

「兄ちゃん、気持ちいい?」

 自分の中指を出し入れさせ、空いた手を乳首に這わし、更にうなじの辺りを舌で攻め立てる美幸。その巧みな技巧に美里は堪らず歓喜の声を漏らす。

「あっ……いいっ……そこっ……もっと……ああっ」

 明らかに先程のマッサージの時よりも艶っぽい声を出している。美幸は身体を入れ替えて美里の完全に己がいきり起った物を突き出す。

「兄ちゃん……オイラの……」

 既に充分な堅さを持ったそれは先端から滑りのある雫を溢れさせている。美幸が最後迄言う前に美里はそれを口に含んでいた。

「うあ……兄ぃちゃんの口の中あったかくて気持ちいい……」

 クチュクチュと美幸のものをしゃぶる音と美幸が美里の窄まりを弄る音がベッドの上でシンクロする。

「兄ちゃん……そろそろ兄ちゃんの中に挿入れたい……」

 美幸は美里の口に入っていたものを抜き出し、すっかりほぐれている美里の窄まりに押し付ける。

「美幸……美幸のは大きいんだからゆっくりね……。余り痛くしないでよ……」

「分かったよ兄ちゃん。いい? 挿入れるよ?」

「うん……来て……」

 美幸は押し付けたものを更に深く挿入しようとする。

「ん……はぁっ……」

 美里は美幸を受け入れる為に少しの苦労を要した。

「兄ちゃん、大丈夫? 痛くない?」

 少し眉間にしわがよったのを見た美幸は一旦抽送を中断する。

「大丈夫……いいよもっと深く挿入れて……」

 そう言って美里は美幸の事をかき抱く。

「兄ちゃん……兄ちゃん……。オイラ兄ちゃんの事大好き……」

 一旦太い部分を挿入した後の美里は実にスムーズに美幸のものを飲み込んでいった。

「あ……美幸の熱くて大きい……凄い……」

 美幸は美里が抱き寄せるのに身を任せながら自分も最愛の兄の事を力一杯抱き締める。

 美幸は美里の首筋から次第に唇へ舌を這わせる。

「ん……」

 美幸が舌を挿入するのに合わせて美里も自分の舌を絡める。美里の舌が美幸の歯の裏をなぞると美幸はその舌の裏を舐める。二人の舌がまるで一つの生き物の様にうごめき互いの快感を高めあう。

「あっ……あっ……美幸ぃ……いいっ……いいよぉ……もっと……もっと……動いて……」

「うん……でも……兄ちゃん……オイラもう出そう……」

「もうちょっと……もうちょっとだけ我慢して……僕ももうすぐイきそうだから……」

 美里は潤んだ目で美幸を見つめながら顔を近付け激しい口付けをする。美幸は自分の腹を濡らしている美里の屹立を掴みしゅっしゅっと擦りあげる。

「あっ……あっ……美幸……イく……出ちゃう!」

「兄ちゃん……オイラも……もう……」

 二人の腰の動きがどんどんと激しくなっていく。

「あぁっ!」

 美幸が美里の中に大量の白濁を流し込むとほぼ同時に美里も美幸の手の中に精を放つ。

 そして二人はグッタリと重なりあいながら、どちらともなく軽い口付けを交わす。

「兄ちゃんの中……すっげー気持ち良かった……」

「……僕も……」

 そして暫しの間二人は快楽の余韻を味わう。

「ねぇ美幸……」

「何? 兄ちゃん……」

 美里は美幸の胸に手を這わしながら問う。

「さっき言った事……本当?」

「何が?」

「僕の事大好きだって言ってたじゃないか……」

「あ……うん……そうだね……」

「なんだよ、それ……」

 美里は美幸の胸を軽くつねる。

「痛いよ、兄ちゃん」

「だって、美幸が生返事するから……」

 美幸はそっぽを向きながら小声で語る。

「そんな……面と向かってなんか恥ずかしくて言えないよ……」

 完全に向こうを向いてしまった美幸の事を抱き締める美里。

「凄く嬉しい……嬉しいけど、僕達は兄弟だよ……。それに美幸は僕が明さんの事が好きな事……」

「解ってるよ……それでもオイラは兄ちゃんの事が好きなんだ……。自分でもどうしようもないんだからしょうがないだろ……。兄ちゃんが誰の事好きでもいいよ……。オイラが兄ちゃんの事好きだって解っててくれれば」

「ごめん……。でも、僕も美幸の事が好き……。明さんがいなかったら多分一番好き……じゃなかったらこんな事しないだろ? 兄弟なのにさ」

「明兄ぃはずるいよな、優ちゃんがいるのに兄ちゃんや健太までいるんだもんな」

 美幸は兄が完全に自分のものでは無いのが少々不満らしく少し拗ねている。その気持ちが美里には良く解った。伊達に十何年も兄弟をやっていない。

「美幸、じゃぁ……こういうのはどう? 外では駄目だけど二人きりの時にだけは美幸の恋人になってあげる。駄目かな?」

 美里もまた、このやんちゃな弟が好きだった。既にこう言う関係になってしまったのだ、どういった言い訳もきかないし、もう後戻りも出来ない。それならば、せめて弟の心理的負担を軽減させてやりたいという、自分へ言い訳をする。

 今迄美里に対し背を向けていた美幸は素早く美里に向き直る。自分の中では既に敗れ去り、終わったと思っていた勝負なのにそれが実はまだ続いていて、しかも予想以上の好展開を見せたとなれば張り切ろうと言うものだ。事実、美幸の瞳はキラキラと輝いていた。

「兄ちゃんほんとっ?」

その余りの勢いに提案した美里が一瞬身を引く。

「う、うん美幸さえ良ければだけど……」

 美幸は自分の想いを受け入れてくれた兄を力一杯抱き締める。

「兄ちゃんっ! オイラ、兄ちゃんの為だったらなんでもするっ! どんな事でもするよっ!」

「分かった、分かったから……苦しい……」

 美里はなおも力を込め続けている弟の背を軽く叩く。やっと我に返った美幸は身を捩っている兄を解放する。

「ご、ごめん兄ちゃん。オイラ嬉しくてさ、つい……」

 美里はこの喜び様を見てこれで良かったんだろうなと思う。

「でも美幸、いくら嬉しくたって何でもやるは言い過ぎじゃないか?」

「なんでさ? 今のオイラは兄ちゃんが言う事なら何だって出来るよ。本当だよ」

「だってさ……もし、もしもだよ? 僕が美幸に挿入れたいって言ったらどうするの?」

 美幸は一瞬考え、ポソッと呟く。

「オイラ……兄ちゃんならいいよ……」

「え?」

 その発言を聞いて美里の方が信じられないと言う様に聞き返した。

「だから……その……兄ちゃんになら挿入れられてもいいって……」

「本気で言ってるの?」

 尚も信じられずに聞き返す美里。

「本気だよ。オイラ兄ちゃんになら抱かれてもいいよ。疑うんなら今から抱いてよ」

 美幸の真面目な顔を見て美里は弟の本気を知る。

「……いいの?」

 美里は喉の乾きを覚えながら言葉を紡ぐ。

「うん……そのかわり初めてなんだ、痛くしないでよ……」

「分かったよ……。後悔しないでよ?」

「後悔するんなら兄ちゃんにコクった時点で後悔するよ。大丈夫、兄ちゃんだもん」

「変なプレッシャーかけないでよ」

 美里はゆっくりと美幸と唇を重ね、ずっと胸に置いたままだった手を滑らせる。そして美幸の色の薄い小さな突起を軽いタッチで刺激する。

 美幸は自分が初めて受身にまわる事で気分的にも違うのか美里に軽く触れられただけでゾクゾクと鳥肌が立つ様な快感を感じていた。

「……兄ちゃんすご……気持ちいい……」

 今迄は美幸に主導権を握られ、自分から攻める事など無かった美里は弟の感じ易さが新鮮らしい。

「じゃぁ、こんなのはどぉ?」

 美里は舌先を尖らせ、小さいながらもピンと起ち始めた突起をツンツンと突く。右手は美幸の引き締まった身体を触れるか触れないかの微妙なタッチで愛撫する。

「っ……」

 美幸は美里の手が触れる度に快感に身を震わせ、思わず漏れそうになる声を押し殺そうと右手を口元に押し当てる。

「美幸……気持ちいいの?」

 美里の言葉に美幸はこくこくと頷く事しか出来ない。美里は美幸の首筋から耳元へ舌を這わせ、耳朶を軽く噛んだ後に囁いた。

「美幸、気持ちいいんだったら無理しないで声を出しなよ。その方がもっと気持ち良くなれるから……。ここには僕しかいないんだから、ね? 美幸が感じてる声聞きたいよ……」

 美里は身体をずらし本格的に下半身への攻めに移る。但し、いきなり大事な部分には手を付けない。明から散々されていた事を美幸にもしてやる。

 既に美幸の物は大きくなっていて透明な雫をたらしているのだが美里はそれを無視して美幸の足を開かせ太腿の付け根を舐め始める。美里の吐息が美幸の物にかかり、美幸はかなりの忍耐を強いられる。

「兄ちゃん……お願いだよ……」

 今迄ここ迄焦らされた事の無い美幸は兄に向かって懇願するが美里はそれを無視する。

 そして、美幸の腹に垂れた雫をすくい取るといよいよ美幸の窄まりをゆっくりとほぐし始める。

 最初はゆるゆると窄まりの皺をなぞる様に中指を押し当てる。そして窄まりの周りがほぐれてくると美里は美幸の腰を浮かせて舌を宛てがい更に周りを良く濡らす。

「ひっ……兄ちゃん……」

 いよいよという緊張感からか美幸のそこはなかなかほぐれてくれない。そこで美里は美幸の大きくなっている部分の先端をクリクリと弄ってやる。

「兄ちゃん……もっと……」

 暫く弄ってやると少しは緊張がほぐれたのか美里の舌が少しではあるが窄まりの中に差し込む事が出来る様になった。

「あうぅ……兄ちゃんの舌が入って来る……」

 ほんの数ミリしか入っていない筈なのだが初めて異物を挿入される美幸には何センチにも感じられるのだろう。

 ヌプッニュプッと美里は暫く舌を出し入れして美幸の緊張を更にほぐしてやる。

「兄ちゃん……オイラ……もう出ちゃうよぉ」

 美幸の窄まりがキュッと締まったかと思うと次の瞬間には二回目の放出を果たしてしまっていた。

「もう出ちゃったんだ……。もう少しもつと思ったんだけどな」

「だって、あんなの初めてだったし……兄ちゃん上手いんだもん」

美幸は兄の言葉を受け、呟く様に文句を言う。

「そう? でもまだ終わってないんだから」

 美里は美幸が放った雫を中指につけると、そのまま美幸の窄まりにあてがい少しだけ挿入する。

「んっ……」

 美幸はいきなりの挿入に思わず力を込めてしまう。

「大丈夫……力抜いて……そう……痛くないでしょ……」

 美里は美幸の中へゆっくりと指を沈めていく。完全に指を埋没させると美里は美幸の感じる所を探る様に中で動かし始める。

「どぉ、美幸? 痛くない?」

「うん……痛くはないけど、変な感じ」

 美里は更に美幸の入口をゆっくりとほぐしながら、何かを探っている。暫く美里が色々と指を動かしていると美幸が反応し始めた。

「兄ちゃん……何これ? お尻がジンジンしてきた……」

 今迄うなだれていた美幸のそこが大きく、固くなっていく。

「見つけた……。ここが感じるんだね。この辺り触られると前にびんびんくるでしょ」

 その言葉に美幸はこくこくと頷く。それを見た美里は重点的にそこを攻めたてる。

「兄ちゃん、もっと……気持ちいいよぅ……」

 執拗に攻めたてられた美幸のそこはすっかりほぐれ、くちくちと淫らな音を出し始めている。

「美幸、少し我慢して……」

 入口が柔らかくなったのを感じた美里は一旦指を抜き、人指し指に唾液をたっぷりとまぶして、まだ閉じきっていない美幸のそこに細心の注意をはらってゆっくりと挿し込んでいく。が、なかなか奥に入れられない。

「痛……」

 さすがに指二本はきついと見え、今迄快感に息を荒げていた美幸は一転して苦悶の声を漏らす。

「美幸ゆっくり息を吐いて力を抜いて……」

 これは美里も経験した事だ。痛がる弟に対して的確なアドバイスをする。美里はすっかり萎えてしまった美幸のものを口に含んで、少しでも気を紛らわそうとしてやる。その甲斐があったのか美里の指は少しづつだが美幸の中に沈んでいく。

「ほら……全部入ったよ。わかる?」

「うん……少し苦しいけど、兄ちゃんの指が中で動いてるのわかるよ」

 美里が美幸の頬を撫でてやると、美幸はその手をきゅっと握る。美里はゆっくりとだが本格的に指の出し入れを開始する。

「兄ちゃん……何かおなかの中がかき回されてるみたい」

「でも、一旦入っちゃえばそんなに痛くないでしょ?」

「うん……指抜く時は結構気持ちいいかも……」

 程なく馴れて来たのか、美里が刺激していたせいか、美幸の萎えていたものが再び大きくなり始める。

「美幸……舐めて……」

 美里は美幸の上に身体を乗せて眼前に自分のものを持っていく。美幸はこれから自分に挿入れられる、先程から既に大きくなっている兄の先端を口に含む。

「は……ん……美幸って……結構舐めるの上手いんだね……」

「兄ちゃんとか優ちゃんの見てたから……」

 美幸はそう言うと再び美里のものを口に含め丹念に舐める。

「美幸のここ……えっちな音してきた……」

 既に美幸の中に挿入れられている二本の指は楽々と出し入れされ、くちくちと淫らな音を出している。

「兄ちゃん……、オイラまたさっきみたいにお尻がジンジンしてきた……」

 顔が上気して息が荒くなった美幸は、自分が感じてしまっていて美里への奉仕もおろそかになり始める。美里はそんな美幸の反応を見て既に準備の出来ている屹立を引き抜く。

「兄ちゃん?」

 美幸の問いに美里は挿入れるよ力抜いて……と言って、自分のものを美幸の入り口に押し当てる。

 丹念に愛撫したのが効いたのかグッという一瞬の抵抗の後、以外にすんなりと美幸は美里を飲み込んでいった。

「兄ちゃん……、兄ちゃんの大きいのが入ってくる……。凄く熱くって……」

「美幸……美幸の中も熱くてヌルヌルしてて凄く気持ちがいい……」

 美里は一旦奥まで挿入したまま、美幸と口付けをする。

「美幸……痛くない? 平気? 痛かったら言ってね」

「うん……ちょっと痛い……でも大丈夫……兄ちゃんのだから平気……」

「じゃぁ動くよ……痛かったら言ってよ……」

 美幸の事を気遣いながら少しずつ、ゆっくりと腰を動かし始める。

「痛くない? 大丈夫?」

「大丈夫だよ兄ちゃん、もっと動いてもいいよ……」

 ゆっくりと腰を動かしながら聞く美里に、美幸は抱きつきながら耳元で囁きながら頬にキスをする。

 クックッと美里の腰が徐々に大きく動き始める。美幸は体内で兄の動きを感じながら、なんとも不可思議な感触に身を委ねる。

「美幸……美幸の中……すべりが良くなってきたよ……。凄く気持ちいい……」

「兄ちゃんのもさっきより大きくなった様な気がする……」

 二人は抱き合いながらお互いの体温を感じ、快楽に身を任す。

「兄ちゃん……兄ちゃんのお腹で擦れて……オイラ……また……イっちゃいそう……」

「ダメ! 僕と一緒に!」

 美里は身体を起こすと美幸の今にも暴発しそうなものの根元をギュッと握りしめる。

「そんなっ! お願いだよ、出させてよっ」

「我慢してた方が気持ちいいよ……。僕……も……もうすぐ……だから……でもそんなに締めないで……」

 美里の腰の動きが速くなり美幸の与える快感に顔が歪み始める。

「僕ももうダメ……美幸……イくよ……」

 その言葉と同時に美里は美幸の中に放つ。

「兄ちゃんのが入って来た……熱いんだ……」

 そして美里の拘束から解放された美幸も美里の腹を白濁で濡らした。

 美里は美幸の中に自分自身を残したまま美幸の上に重なる。

「美幸……よかった……」

「兄ちゃんも……オイラ……挿入れられるのも結構いいなぁって……」

 美里は美幸の髪を触りながら軽い口付けを交わす。

「ふふ……じゃぁこれからはお互いが一回づつ?」

「へへ……いいね……それ……」

 美幸からも愛する兄に口付けをする。

「で、美幸……あのさ……もう一回いい?」

「え! また?」

 美幸の中で再び硬度を増して来た美里のものを感じながら、美幸は自身の幸福をも感じていた。

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